陶板にヨーロッパの街並みを描いたアートの作品展が倉敷市で開かれています。
立体的に浮かび上がるヨーロッパの街並み、陶板アートの世界が広がります。
棒田和義さんは石川県金沢市の陶板作家です。
陶板アートは、浮きださせるように陶板を彫り込むレリーフ技法と、絵の具で色付けることでモチーフを表現した棒田さんオリジナルのものです。
絵付けには、九谷焼の絵の具を使い、作品からは、鮮やかな色彩と土のやさしいあたたかみが感じられます。
こちらの「街並木」は、陶板の横幅がおよそ45センチの大きな作品です。
レストランやカフェ、バーなどの街並みをカラフルに描きました。
また、会場には磁器のアート作品も展示されています。
こちらは写実的で繊細な絵柄で、陶板とは違った趣の作品です。
そのほか、棒田さんが絵付けを施した食器など、日常使いのアイテムも並び、あわせておよそ150点が集まりました。
棒田和義陶板アート展は来月3日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。