春、今まさに旬を迎えているタケノコ。
県下最大の産地である真備町のタケノコを使った料理教室がライフパーク倉敷で開かれました。
タケノコ料理教室には倉敷市内を中心に16人が参加しました。
講師を務めるのは真備町の特産品を広めようと活動する若竹生活交流グループのメンバーたちです。
今回参加者に伝授するのはこちらの5品。
中でもこちらの「真備おこわ」はグループが30年以上前から伝承してきた真備の郷土料理です。
試行錯誤して開発したレシピを参加者たちに伝えていきます。
使うのはメンバーが育てる真備町箭田の竹林で掘った色白で柔らかい新鮮なタケノコ。
そして真備おこわの作り方一番のポイントは切り方です。
鶏肉やこんにゃく、油揚げなどもとにかく細かく細かく切っていき、具材を混ぜてまずは40分、その後さらに10分蒸していきます。
その間にもスープやクリーム和え、酢の物、フライなど手の込んだタケノコ料理をどんどんと作り上げます。
他の料理が順調に完成したところで、2度蒸しさせていた「真備おこわ」もついに完成です。
タケノコの香りと具材の出汁がとけ込んだもちもちのおこわ。
参加者たちは出来たてのタケノコ料理で春の味をおいしそうに味わっていました。
この料理教室はタケノコのシーズンに合わせて年に1回開かれていて毎年大人気の講座です。
若竹生活交流グループは毎月第二日曜日に真備ふれあい日曜朝市で真備おこわを販売しています。
※井原線 吉備真備駅前広場8:00~