ガラスや彫刻の作家3人による作品展が工房IKUKOで開かれています。
水の中を閉じ込めたようなガラスのオブジェ、繊細な模様が美しいガラスの器、細部まで精巧に表現された動物の像、三者三様の魅力が伝わってきます。
工房イクコには武蔵野美術大学を卒業後日本各地で作品展を開くガラス作家の久保裕子さんと久保さんの夫で同じくガラス作家の津坂陽介さん、オランダ出身でブロンズ彫刻を作り続けるへンク・フレイスンさんの3人の作品が展示されています。
3人は「いきとしいけるもの」をテーマに2年に1度作品展を開催していて4回目となった今回は約220点が並びました。
久保さんの作品は、表面のガラスの揺らぎがまるで水面を覗いているような美しいデザインが特徴。
涼しさが感じられる作品が並びます。
また、津坂さんは色のついたガラスでレースのような模様を作る技法を使い繊細で美しい作品を作り上げています。
へンク・フレイスンさんの彫刻作品は動物の特徴を忠実に表現していて、銅の化学変化だけで色付けしています。
倉敷市の鳥であるカワセミをはじめ様々な動物像が並びます。
訪れた人は3人の個性豊かな作品を楽しんでいました。
3人展「いきとしいけるもの…IV」は5月7日(日)まで開かれています。
(AM10:00~PM6:00)