源平合戦ゆかりの寺倉敷市の藤戸寺で、弘法大師・空海の生誕1250年を記念して、地元高校生が書道パフォーマンスを奉納しました。
藤戸寺でパフォーマンスを披露したのは、県立倉敷天城高校書道部の2年生と3年生15人です。
平安時代「三筆」の一人とされた書道家でもある空海が、今年6月に生誕1250年を迎えるにあたり、寺が天城高校の書道部に依頼。
藤戸寺で空海の法要「正御影供」が営まれたこの日、境内での書道パフォーマンスが初めて実現しました。
縦3.6m、横5.4mの紙に揮毫する内容は、すべて部員で考えたそうです。
曲に合わせてリズミカルに筆を走らせ、およそ5分で完成させました。
天城高校書道部が揮ごうした書は、今月10日まで藤戸寺の本堂前に掲げられ、鑑賞できるということです。