去年の全日本合唱コンクールで金賞を受賞するなど、全国でも有数の実力を誇る倉敷少年少女合唱団の第46回定期演奏会が、きのう(5日)開かれました。
演奏会は合唱とミュージカルの二部構成です。
第一部では去年の全日本合唱コンクールで金賞を受賞した曲、「寂庵の祈り」をはじめ大人から子どもまでが楽しめる11曲を、およそ120人の団員たちが息の合った美しい合唱で披露しました。
恒例となっている第二部のミュージカルの今年の演目は世界的な名作「キャッツ」です。
団員たちは“ダンス猫”や“鉄道猫”などといった個性溢れる猫たちを表現力豊かな歌やダンスで力いっぱい演じていました。
また、定期演奏会を最後に卒団する高校生団員7人に向けてセレモニーが行われ花束が贈られました。
定期演奏会の会場となった倉敷市民会館大ホールには、密を避けるため座席数を半数ほどに減らしていたものの、およそ1000人の観客が集まりました。
全国トップレベルの合唱に会場からは自然と手拍子が起こり、曲が終わるごとに大きな拍手が送られていました。