総社市は今年度の市民提案型事業に採択した団体の認定式を行いました。
市民提案型事業は、総社市が平成26年度から行っているもので、市民団体が地域課題の解決に向けて主体的に企画、実施する事業について補助金を交付するものです。
令和5年度には18団体の応募の中から過去最多の11団体が採択され団体の代表者へ認定証が手渡されました。
このうち前年度に引き続き採択されたのは5団体で、「山田プロジェクト実行委員会」では去年、総社市山田にある菊池邸の倉庫・郷蔵を活用したコンサートを実施しています。
今年度は新たに郷蔵でカフェを開くほか子どもたちを対象に郷蔵に残る昔の道具の学習や井戸の水くみ体験を予定しています。
新規の団体では、「豪渓を守る会」による名勝豪渓の耕作放棄地に花や野菜を植える事業や、「きびじ農業後継者クラブ」による農機具の写生大会、総社市で障がいのある子どもを対象に開かれている太鼓教室「おにっこ太鼓」の和太鼓ワークショップなどが認定されています。
認定式のあとは、昨年度採択された9団体による事業報告が行われました。