出水期を前に、倉敷市と消防署、警察署が合同で水島地区のため池や急傾斜地の視察を行いました。
視察には、水島支所の職員と水島消防署、水島警察署の署員11人が参加しました。
今回点検したのは、農業用のため池4ヵ所と土砂災害警戒区域に指定されている急傾斜地1ヵ所です。
ため池では、堤防にひび割れや穴がないか、取水施設が正しく機能するか、急傾斜地では、岩などが浮いて危険な状態ではないかなどを調べていきました。
水島地区には、急傾斜地の崩壊や土石流の危険性がある土砂災害警戒区域が72ヵ所あり、そのうち45ヵ所が特別警戒区域となっています。
この視察は、大雨シーズンを前に行政と消防、警察の連携強化を図るとともに、防災・減災に繋げようと毎年行われています。
視察の結果、重大な危険箇所はありませんでしたが、余水吐と呼ばれる水路にごみが溜まっていたため撤去しています。
そのほかのため池と土砂災害特別警戒区域も6月上旬までに点検する予定です。