岡山県赤磐市出身の落語家・春風亭 昇吉さんなどを招いて「こじま落語」の公演会が開かれました。
東京大学出身初の落語家である春風亭昇吉さんは在学中、落語研究会に入部し、卒業後は落語家の春風亭昇太さんに入門し2年前真打に昇進しています。
倉敷市の児島市民交流センターで開かれた「こじま落語」には春風亭昇吉さんの落語を聴こうと大勢の観客が詰めかけました。
春風亭昇吉さんはこの日はジーンズの産地である児島に合わせ染物の紺屋で働く職人・久蔵が身分の高い花魁に恋をする古典落語「紺屋高尾」を披露しました。
「こじま落語」は野﨑家塩業歴史館が主催していて、野﨑家旧宅の別邸である迨暇堂を活用しようと始まった取り組みですが収容人数が限られているため会場を移しての開催となりました。
公演会では春風亭昇吉さんの他にも曲氏の沢村さくらさんや浪曲師の真山隼人さんなども芸を披露し会場を盛り上げました。