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総社北小学校の児童 ヒイゴ池湿地保全基金を贈呈

総社北小学校の児童がヒイゴ池湿地の環境保全に役立ててもらおうと資源回収などで集めた基金を湿地を管理する北の吉備路保全協会に 贈りました。

ヒイゴ池湿地にやって来たのは、総社北小学校の6年生23人で、代表の村木航さんと佐野心晴さんが湿地を管理する北の吉備路保全協会の萱原潤さんへ寄付金6万5648円を手渡しました。
寄付金は、ヒイゴ池湿地の環境保全とハッチョウトンボの保護を目的に、アルミ缶回収などで集めたお金を2003年から毎年贈っています。
湿地内の環境を維持するための整備や自然を守るための啓発看板の設置などに寄付金は使われています。
贈呈式に合わせてハッチョウトンボなどの観察会も行われました。
ハッチョウトンボは湿地に生息する1円玉とほぼ同じくらい小さなトンボで、児童たちはトンボの姿を見ようと懸命に探し、見つけた時にはその小さな姿に驚いていました。
ハッチョウトンボは暖かい季節の5月から8月ごろまで現れ、ヒイゴ池湿地では今月(5月)15日に初めて確認されたそうです。
また、ヒイゴ池湿地では湿地に生えるランの仲間トキソウが見ごろを迎えています。
トキソウは絶滅の恐れのる準絶滅危惧種ですが、湿地内にはおよそ6000株あり、一週間前ごろから可憐な花を咲かせ始めています。
トキソウはあと1週間ほど楽しめそうです。
ほかにも児童たちは湿地内の自然と触れ合い、自然を守る意義を再確認しました。
今回の寄付金の使い道は市の職員と相談して決める予定ですが啓発看板の増設など湿地内の環境保全のために活用したいということです。

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  • 放送日:2023/05/24(水)
  • 担当者:岩本 在斗
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