総社市は現在障がい者1500人雇用の推進に取り組んでいます。
この取り組みを学ぼうとネパールのブトワール市長がきょう、総社市を訪れました。
総社市役所を訪れたのはネパール ブトワール市のケル ラジュパンデイ市長やブトワール商工会議所の会長など6人です。
歓迎式では、市の職員や市民およそ60人がネパールの国旗で市長たちを歓迎しました。
ブトワール市には岡山市を拠点とする国際医療支援団体AMDAのネパール支部がネパール子ども病院を設立しています。
そのAMDAと総社市が協力関係にあることから今回の視察が実現しました。
総社市は2017年に障がい者1000人雇用を達成し現在は1500人雇用の推進に取り組んでいます。
この取り組みは全国的に評価されていてこれまで国内から多くの視察が訪れていましたが、海外からの視察は今回が初めてとなります。
片岡聡一市長は「障がい者の施策は世界共通の課題です。
ブトワール市と総社市の障がい者を巡る動きが世界を変えていくことを夢見ています。
多くの障がい者が働く町を一緒に作りましょう」とスピーチし、ブトワール市長たちは真剣に耳を傾けていました。
ブトワール市長たちは午後には実際に総社市内の障がい者が働く事業所を訪れ視察を行いました。