倉敷市連島町出身の明治時代を代表する詩人・薄田泣菫生家が今年で開館20周年を迎えます。
開館20周年を記念して地元の金融機関が冊子を制作し、倉敷市と顕彰会に寄贈しました。
連島公民館で行われた冊子受領式には制作した水島信用金庫の職員と倉敷市の職員、薄田泣菫生家の管理などを行う顕彰会のメンバーなどが参加しました。
受領式では水島信用金庫の杉原正一理事長が薄田泣菫顕彰会の大倉尚志会長と倉敷市文化産業局長の別府正樹さんに冊子を手渡しました。
小冊子は水島信用金庫が地域貢献の一環として倉敷市と共同で5000部制作されました。
今回制作された冊子「泣菫さんの子守唄」には連島地区の小中学生が出場する泣菫の詩を朗読する行事の中で読まれた回数の多い作品6編と泣菫の代表作「ああ大和にしあらましかば」のあわせて7編が掲載されています。
冊子は今後水島地区の小中学校や公民館などの公共施設に 配布されます。
薄田泣菫顕彰会では開館20周年記念事業としてクイズラリーなどを計画しています。