大原美術館では若手作家を招き児島虎次郎の旧アトリエに滞在しながら作品を制作するプロジェクトを行っています。
今年招待された作家の制作の様子がきのう(15日)公開されました。
児島虎次郎の旧アトリエ「無為村荘」で制作活動を行っているのは埼玉県生まれ、兵庫県在住の画家・谷原菜摘子さんです。
谷原さんは2020年の「ARKO」の公募で招へい作家に選ばれていましたが、新型コロナの影響で滞在を延期していました。
そして3年間の延期を経て今年4月から自身初となる滞在製作を開始しました。
谷原さんは吉備津神社や鬼ノ城など、吉備津彦命と温羅に焦点をあて、滞在中は「岩」や「崖」「竹」のモチーフを求めて吉備路や鷲羽山、王子ケ岳に足を運びました。
絵画は黒い3つのパネルからなる組作品となっていて吉備路に伝わる伝説に加えて「竹取物語」を谷原さん流にアレンジしています。
大原美術館が企画しているこの取り組みは若手作家の支援やアトリエの活用を目的に2005年から行われていて、これまで18人の作家が招へいされています。
滞在製作は7月の初旬まで続き、完成した作品は7月11日(火)〜9月24日(日)まで大原美術館工芸館で展示されます。




