倉敷市内などで開かれている和紙ちぎり絵講座の教室生による作品展が児島地区のギャラリーで行われています。
倉敷市児島下の町のちいきの玉手箱ギャラリーを会場に開かれた作品展には、和紙を使ったちぎり絵およそ30点が並びました。
出品したのは、全国和紙ちぎり絵サークルの石原保恵さんが唐琴公民館や有城荘などで講師を務めるちぎり絵講座の教室生28人です。
21回目を迎える今回の作品展のテーマは「夏です」。
トマトやスイカ、海の生き物など夏らしいモチーフの作品が揃いました。
講座生のひとり石原徹彦さんは、今年に入って習い始めたばかりです。
赤色の和紙を使ったアサガオは花の真ん中の部分の紙をくり抜き花びらのグラデーションを表現しました。
その他にも、様々な和紙を重ね合わせたりちぎった時のケバを生かしたりするなど和紙がもつ風合いを使ってあたたかみがありながらも涼を感じる力作が集いました。
和紙ちぎり絵展は7月23日(日)までちいきの玉手箱ギャラリーで開かれています。