倉敷美観地区に来年の春にオープンするインバウンド=外国からの旅行客のための観光拠点施設「LOGINKurashiki」の地鎮祭が行われました。
建設予定地は美観地区近くの近くで、ここでは2011年から10年間、毎週土曜にビニールハウスを設置し「倉敷路地市庭」としてマルシェが開かれていました。
この場所をインバウンドのための観光拠点として整備しようと、倉敷市で不動産業を営む奨農土地が企画し、工事を前に開かれた地鎮祭には、施工関係者など約20人が出席して工事の安全を祈願しました。
施設名の「LOGINKurashiki」には路地(LOGI)の中(IN)にある施設で倉敷を拠点に高梁川流域の市町へアクセス(LOGIN)してほしいという思いが込められています。
敷地面積は663・05平方メートルで木造2階建てです。
高梁川流域7市3町の魅力を発信するツアーデスクや宿泊施設、帆布や果物の加工品の販売店など8つの店舗が入居予定で、全て英語で接客します。
また建設予定地から徒歩3分の空き家を改修し、観光の体験プログラムなどを提供します。
工事は来週から始まり、来年3月末に完成、5月にオープンを予定しています。