日本を飛び出して世界を旅したある2人の旅路を堪能することができる写真展が総社市のコミュニティスペースで開かれています。
笑顔でレンズに視線を送る2人の旅人。
総社市出身で写真家の小野 康記さんとそのパートナー、三浦 千佳さんです。
総社市中央にあるコミュニティスペースFLCBでは、2人が1年間かけて旅した14ヵ国の記憶を51点の組み写真にして展示しています。
この写真を撮影した小野さんは元々会社員でした。
しかし、旅に出るため会社を辞め、旅先では写真家として1万枚以上にも及ぶ旅路の記録を残してきました。
外の世界に憧れ始まった世界旅。
初めは名のある観光地ばかりを巡っていましたが、どこか腑に落ちない様子です。
「本当にやりたかった旅とはなにか」を考えた2人は田舎に行くことを決めました。
田舎には公共交通機関がない場所もあり、重たい荷物を背負いながら3週間で200km歩いた時期もありました。
しかし、困難を乗り越え行き付いた先にはそこにしかない景色や人々の温かさが待っており、二人は世界のすばらしさに気づかされたということです。
写真展では1年かけて世界を回ったそんな2人の物語を楽しむことが出来ます。
二人が世界を旅して撮影した写真展「旅の写真展‘23」は今月11日(金)までFLCBで開かれています。
YouTubeには二人の旅の様子が投稿されています。
「青春の窓【旅channel】」




