倉敷市の川崎医科大学で体の仕組みや応急処置などを学ぶ子ども向けの体験教室が開かれました。
「かわさき夏の子ども体験教室」は2009年から開かれていて、14回目の今年は4年ぶりの現地開催となりました。
体験教室最初のイベントは、ドクターヘリの見学です。
子どもたちはドクターヘリと一緒に記念撮影をしたり内部の座席の様子を間近で見たりして、普段なかなか見ることができないヘリの魅力を体感していました。
午前中は、小学1年生から4年生を対象にした体験イベントが行われ、体の仕組みを学ぶコースでは、白衣を着た子どもたちが人間の細胞や臓器について調査しました。
人間の消化官と同じ長さの紐を引っ張り何メートルあるか調べたり骨や肺などを観察したりしたほかウイルスをやっつける役割のある白血球に見立てたバズーカでウイルスの的を倒すゲームなどをして、楽しく臓器の働きについて学びました。
応急処置のコースでは、災害救助を体験しました。
救助隊や看護師などになりきり、災害現場に突入です。
災害現場で血を流して倒れている患者役の保護者を救出します。
治療の優先順位を決めるトリアージを行い、ガーゼや包帯を使った応急処置に取り組みました。
体験の後は参加者に修了証書が手渡されました。
午後は小学校高学年と中学生向けに外科医と看護師の体験コースが開かれました。