国内外の児童生徒が自由に描いた作品が集う「世界児童画展」で、岡山県の入賞作品が、倉敷市立美術館で展示されています。
世界児童画展は、公益財団法人美育文化協会が主催し、1970年から毎年作品を募っています。
3歳から15歳が対象で、2022年度は国内と海外31ヵ国からあわせて7万7283点の作品が寄せられました。
倉敷市立美術館には、岡山県で入賞した120点が展示されています。
このうち、倉敷市・かがやき認定こども園の小川楓さん5歳の作品「五重塔にのぼったよ」が、特別賞に輝きました。
また、倉敷市・三宝認定こども園の橋本ゆりあさん5歳の作品「きれいなアジサイみつけたよ」も、特別賞を受賞しました。
「世界児童画展」は、作品のテーマを設けていません。
動物や植物、食べ物や人間など、子どもたちが描きたいものを作品にしています。
年齢に合った子どもらしい作品、大人の指導を受けず自由な発想で描いたものが多く入賞しています。
会場には、最も優れた作品として選ばれた内閣総理大臣賞や、海外の子どもたちによる優秀作品も展示されています。
「世界児童画展」岡山県の入賞作品は、あす20日午後2時まで、倉敷市立美術館に展示されています。




