三菱自動車工業水島製作所がきょう9月1日で開所80周年を迎え、記念式典を開きました。
社員やOBを含む関係者200人が一堂に会し、節目の日を祝いました。
三菱自動車工業の加藤隆雄社長は、電気自動車製造の中核を担う水島製作所の意義を強調しました。
1943年9月1日、三菱重工業水島航空機製作所として開所し、終戦後、小型三輪トラックから車製造が始まった水島製作所。
培った技術力を生かし、これまで累計2546万台を生産してきました。
大きな転機は2009年。
国内で初めて電気自動車の量産を水島製作所で始めました。
去年デビューした新型の電気自動車「eKクロスEV」「サクラ」は、生産開始からおよそ1年で5万台を突破。
去年製造された国内の電気自動車のうち55%が水島で生産されたものです。
式典には、伊原木隆太県知事や伊東香織倉敷市長なども駆けつけ、水島のまち発展の礎となった水島製作所の功績を讃えました。
式典の後、浜崎所長や伊東市長などがヒメシャリンバイの木を植樹して、80周年の節目を祝いました。