あす9月10日の「下水道の日」にあわせ、下水道への理解を深めてもらうイベントが玉野市で開かれました。
玉野市東七区の児島湖流域下水道浄化センターです。
岡山、倉敷、玉野、早島の4つの市と町から流れる、55万人分の下水を処理しています。
9月10日の「下水道の日」にあわせたイベント「地域と下水道のふれあいデー」は、4年ぶりに例年の規模に戻して開催されました。
このうちメインイベントは、水処理施設の見学です。
倉敷マスカットスタジアム29個分の広大な敷地に整備された浄化センターを、歩いて見て回ります。
処理する前の水がこちらです。
微生物の多く入った泥を加えて17時間混ぜる工程や、きれいな上澄みの水に分ける最終沈殿池などを見学し、下水を処理する流れを学びました。
きれいになった水のにおいを嗅いでみると。
会場には、たまの温玉めしなどのご当地グルメも登場。
その中で目を引いたのが、児島湖で獲れたテナガエビのから揚げです。
岡山県などは、児島湖の水質改善を目的にテナガエビの増殖に取り組んでいます。
そして、小学生以下を対象にしたイモ掘りが4年ぶりに行われ、今回も大盛況でした。
今年はシルクスイート、ベニアズマの2種類のサツマイモが植えられ、下水処理センターできれいにした水で育てたそうです。
袋いっぱいになるまで獲り放題です。
このほか、児島湖流域の自治体による下水道関連ブースも出され、大人から子どもまで笑顔があふれる一日となりました。