玉野市在住の陶芸家十河隆史さんによる作品展が倉敷市内で開かれています。
会場には、コップや皿など普段使いの食器を中心におよそ300点が並びました。
十河隆史さんは玉野市在住の陶芸家です。
倉敷市内の中学校で美術講師を務め、陶芸家に転身しました。
十河さんの作品は主に粉引という技法でつくられています。
茶色の土に白い泥をかけて焼いたもので、しっとりと落ち着いた質感が特徴です。
十河さんは、普段使いの器を中心に制作していますが、今回は倉敷での開催に合わせ、倉敷で学んだ茶道に関する作品も出品しています。
茶碗をはじめ、水差しや、お茶会で金平糖をいれる振出、饅頭入れなどが展示されました。
また、こちらの灯台のオブジェは、海の近くで育った十河さんならではの作品です。
船に行く先を照らす姿と先が見えない世の中の行く先を示す標という想いを重ねて作りました。
十河隆史陶展ーここからーは、9月25日まで天満屋倉敷店で開かれています。