総社市議会の議長が公職選挙法に違反する寄付行為を行った疑いがあるとされる問題できょう、4回目の審査会が開かれ、委員からは議長の辞職を求める声が上がりました。
総社市議会に設置された審査会は、深見昌宏議員が議長に就任する前の今年7月、新築移転した市内の病院へ自身が経営する会社の代表取締役としての氏名で花を贈った行為が、寄付行為を禁止する公職選挙法の疑いがあるとして審査をしています。
前回の審査会では、深見議員が市の政治倫理条例に違反していると結論付けていてきょう、4回目の審査会では、委員が市民から聞いてきた意見などを交えながらそれぞれの見解を報告しました。
委員からは厳重注意や議員辞職勧告などの意見などが出た中、議長という立場の辞職を求める意見が最も多くあがりました。
審査会では、議長の辞職を求める方向で報告書を取りまとめます。
次回の審査会は20日を予定していて審査会として取りまとめた報告書を協議し、副議長に提出します。
その後、22日の議会運営委員会で審議され、深見議員の措置を決定します。