今後起こりうる地震や大雨などの大規模災害に備え玉野市の各地域で一斉に防災訓練が行われました。
きょう(19日)午前9時、玉野市内各地で災害発生を知らせるサイレンが響き渡りました。
和田・御崎地区では震度5強以上の大地震を想定し避難訓練を行いました。
住民は自宅から避難所となっている生涯学習センターミネルバや日比小学校に避難していきます。
またこの地区では「無事に避難した」ことを知らせる目印として避難する前には玄関先に黄色いハンカチやタオルを掲げるようにしています。
避難所では各町内会の会長がハンカチが出ていた家の数などを報告し避難状況を確認していました。
今回の訓練では和田・御崎地区約1500世帯のうち半分の700世帯ほどが黄色いハンカチを出していて、避難所には約200人の住民が集まりました。
避難訓練の後は災害時の様子をリアルに感じることができるVR体験や火災発生時の煙の怖さを体験するコーナー、ガラスの破片から足を守る新聞紙を使ったスリッパ作りなどが用意され住民たちは防災意識を高めていました。
玉野市内一斉防災訓練は毎年開催されていて今回、市全体で約2500人の市民が参加しました。