今月25日、V3リーグ開幕戦に臨んだ「倉敷アブレイズ」。
Vリーグ初戦の結果は一体どうだったのか。
まずは、試合前日選手たちの様子からご覧ください。
実業団バレー、社会人バレーからのVリーグ参戦を目標に2019年3月に発足した「倉敷アブレイズ」。
それから約3年半、競技成績や地域貢献活動などが評価され、念願であったVリーグへの参入を果たしました。
そして待ち望んだV3リーグの開幕戦は今月25日(土)と26日(日)に三重県鈴鹿市にある体育館で行われました。
Vリーグ入りを目標にしていた倉敷アブレイズにとっては大事な一戦になります。
そして迎えた開幕戦当日、会場には試合を一目見ようと地元・岡山県からも応援に駆け付けました。
倉敷の初戦の相手は、V1の経験者も数人所属しているアルテミス北海道です。
開幕戦、先制したのはアルテミス。
その後、倉敷は15番・劉美や16番・田部などがアタックを打ち込みますが、相手もアタックで得点を重ね序盤は1点差と両チーム一歩も譲らない展開に。
しかし中盤、相手の分厚いブロックや鋭いアタックに拒まれ、3点差に広がります。
追いつきたい倉敷は相手のコートを見定め、13番・河村のフェイントや10番・矢野のアタックで確実に1点を重ね、同点に追いつきます。
ここから倉敷が本領を発揮。
チーム結成当初から掲げてきた「拾って、繋ぐバレー」で徐々に相手との点差を広げていきます。
その後も16番・田部のアタックなどで得点を重ね、最後には4番・谷田の相手ブロックを破る強烈なアタックで第一セットは25対21で倉敷が先取しました。
続く第二セットも互角の戦いになりました。
中盤まで一進一退の攻防で同点が続き、どちらも主導権を握らせません。
しかし終盤、14番・藤原の体重の乗ったアタックと強烈なサービスエース、10番・矢野の隙をついたフェイントで倉敷が連続3点を重ね、勢いそのまま25対21で第2セットも勝ち取りました。
第3セット、流れに乗った倉敷は序盤から2番・谷口のサービスエースや10番・矢野のアタックなどで得点を稼ぎます。
その後も点差を開いていき、終盤には10点差になりました。
倉敷の勢いは止まることなく25対14で第3セットも獲得し、開幕戦はストレートで勝利を収めました。
倉敷アブレイズは翌日の26日(日)に行われたヴィアティン三重との試合にも3対1で勝ち、三重県では開幕2連勝を飾りました。
次の戦いは、今週の土曜日と日曜日(12月2日・3日)、に倉敷市の水島緑地福田公園でホーム戦が開催されます。