総社南高校の生徒が、スポーツや芸術、国際など興味や関心のある分野について調べ、実践したことの成果発表会が行われました。
総社南高校では将来への意識を高め、社会との関わりを持つと共に、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高めてもらおうと地域と連携した課題解決学習を行っています。
1年生の3学期からこの学習に取り組んできた2年生235人が63のグループに分かれ、学んできた成果をポスターで紹介しました。
野球部の生徒たちは、「最強の身体づくり」をテーマに研究しました。
理学療法士へのインタビューや文献を参考に衰えやすい筋肉やケガをしやすい部位を調べ、効果的なトレーニングなどを紹介しました。
美術工芸系の生徒は、ファッション雑誌の制作に挑戦。
街中でインタビューと撮影を行い、自分たちで編集、地元の印刷会社の協力を得て製本までやり遂げました。
こちらのグループもデザインを活かした研究をしました。
ポスター発表の後は、1年生と県や市の教育長なども出席し、代表のグループによる発表が行われました。
国際系のこちらのグループは、セクシュアルマイノリティ「LGBTQ+」がテーマです。
LGBTQ+への理解をより広げようと、当事者ではなくても理解を示し支援する「ALLy」という立場で、セクシュアルマイノリティの人権を守る「プライド月間」に合わせ、あることに取り組みました。
総社南高校では、新年度以降も課題解決学習を行う方針で、1年生はテーマ決めなどの準備に取り掛かっています。