高速道路で事故が起きた時の初期対応を想定し、道路管理会社と警察による合同訓練が行われました。
早島インターを境に、南は本四高速、北はネクスコ西日本と、道路管理会社が異なります。
本来は事故発生現場の管理会社が現場に向かうのですが、詳しい場所が特定できない時を想定し、どちらの管理会社もいち早く現場に駆け付け、初期対応することをテーマに訓練を実施しました。
最初に駆けつけた隊員は、赤い旗を振り、ほかの車に注意を呼びかけ。
発煙筒を炊くなどして車線を規制し、事故車両への追突といった二次被害を防ぎます。
さらに、事故車両から煙が出ている想定で、初期消火にあたりました。
続いて、警察や別の管理会社の隊員も現場に到着。
消火活動を手伝ったり現場の状況を報告し合うなど連携して訓練に取り組んでいました。
関係者によると、今年に入って早島インター料金所付近で事故があり、本四高速とネクスコ西日本両方が駆けつけた事例があったということです。
今回2つの道路管理会社と警察による合同訓練は初めて行われましたが、今後も継続的に行い、連携を強化したいということです。