倉敷市内最古の酒蔵「熊屋酒造」で恒例の新酒まつりが行われました。
今年は天候にも恵まれコロナ禍以前の活気が戻ってきました。
創業は江戸時代中期、300年以上の歴史を持つ倉敷市林の熊屋酒造では、新酒の時期に合わせ2011年から「新酒まつり」を開催しています。
多くの人のお目当てはこのイベントでしか販売されない日本酒「寒しぼり」です。
豊かな風味と上品な味わいが評判の限定酒を手に入れようと、会場には長蛇の列ができていました。
また、「伊七」や「郷内」といった人気銘柄6種類の新酒から3杯を選んで楽しむことができる恒例の有料試飲コーナーも人気を集めていました。
特設の屋台コーナーにはレンコンコロッケや千屋牛の串焼きなど県内外のご当地B級グルメが並び、家族連れなどで賑わいました。
今年はコロナ禍も落ち着き、近県からの観光客も増加したことなどから、新酒まつりにはコロナ禍以前の水準となる3000人ほどが訪れたということです。