ユーリ阿久井選手の母校・倉敷翠松高校で、この春卒業する生徒にサプライズであるプレゼントが贈られました。
キーワードは「青春を冷ますな」です。
3年生266人が、体育館に集まりました。
行われたのは、来月(3月)1日の卒業式を前に、歌の練習です。
練習が終わると、スライドで3年間の思い出を振り返りました。
3年生の学年主任前良治先生は、新型コロナで学生生活に影響を受けながら、前向きに努力してきた3年生へ恩返しをしたいと、あるプロジェクトに応募しました。
それが、卒業生全員に魔法瓶をプレゼントするという企画です。
タイガー魔法瓶が応募のあった全国約50校から倉敷翠松高校を選びました。
炭酸水も入れられる500ミリリットルの真空断熱炭酸ボトル1本7150円相当で、翠松高校の制服のボタンのデザインなどがプリントされています。
魔法瓶のように、これまでの青春が冷めないよう、願いを込めたプレゼントです。
これだけでは終わりません。
突然現れたのは、帝塚山学院高校ダンス部40人。
去年、一昨年の全国大会で優勝した強豪校です。
このプロジェクトに協力し、卒業生のために演技を披露しようと、大阪から駆けつけました。
なお、タイガー魔法瓶からのプレゼントは卒業生だけでなく、先生にも贈られました。
これは生徒からのサプライズだそうです。