玉野市議会3月定例会は、総額260億7000万円の新年度一般会計当初予算案など26議案を可決して閉会しました。
採決を前に委員会審査の報告があり、新年度一般会計当初予算案について異例となる意見が付けられました。
このうち、玉野市役所新庁舎の建設費については、説明が不十分な点があり、今後あらためて報告を受け、委員会の了承を得て予算を執行するよう求めています。
イノシシの捕獲に関する事業費でも実施方法に問題があるとして、委員会から異例となる意見がつけられましたが、採決の結果、賛成多数で可決されました。
このほか、園児の減少にともない、市内2つの幼稚園を閉園することも賛成多数で可決されました。
去年4月から休園している和田幼稚園は、今後も保育園・幼稚園の施設として活用が見込まれないとして、今年3月末で閉園します。
また、荘内南幼稚園は来年3月末で閉園し、荘内幼稚園に統合します。
なお、園児の数は荘内南が18人、荘内が34人となっています。
(2023年5月時点)