倉敷市立精思高校の分校が霞丘小学校の跡地に開校し、初めての入学式が行われました。
昼間定時制の精思高校 霞丘校に入学したのは、普通科48人、商業科13人です。
倉敷市は、定時制の生徒減少や、校舎老朽化などの理由から精思高校と市立玉島高校を2027年度に統合する計画を進めています。
精思高校の夜間商業科と、玉島高校の昼間普通科、夜間商業科はすでに募集を停止し、玉島高校は今年度末で閉校する予定です。
そして、精思高校の夜間普通科と今年度開校された精思高校霞丘校の昼間普通科と商業科は、統合校でも継続されます。
霞丘校の校舎は、2021年度閉校した霞丘小学校を改修したもので、3年後の2027年度からは統合校の校舎として使います。
霞丘校では単位制を導入し、4年かけて卒業することもできます。
また、必修科目以外に学習に不安のある生徒に向けた「基礎科目」や、一般常識やマナーを学ぶ「職業」の授業などが設けられ、生徒の興味関心や習熟度に合わせた学びをサポートします。
新入生はあす(10日)から面談が始まり、卒業までの履修計画を立てていきます。