最大で10連休となった今年のゴールデンウィークはきょう(6日)が最終日でした。
今年の大型連休はどうだったのか最終日の観光地を取材しました。
県内屈指の観光地倉敷美観地区です。
連休最終日のきょうは曇り空となりましたがそれでも多くの観光客の姿がありました。
そして、こちらはきのう(5日)の美観地区の様子です。
晴天に恵まれたきのうは多くの人が美観地区を訪れ周辺の駐車場は全てが満車に。
道路には車の列ができていました。
大型連休中、開放していた倉敷市役所の駐車場も4日、5日は350台がほぼ満車となったそうです。
宿泊施設もほぼ満室となりました。
倉敷国際ホテルでは先月27日からの3連休と今月3日からの4連休は9割以上の部屋が埋まったそうでコロナ禍前と同じ水準にまで戻りました。
そして、今年は宿泊する人に少し変化があったそうです。
円安の影響で増えていたインバウンドはこの大型連休中は落ち着いたそうですがそれでも、例年よりは増えたそうです。
また美観地区内の観光案内所には1日の訪問者が過去最高となった去年の4000人に匹敵する人が連日訪れたそうで川舟流しの予約の為およそ200人が開館前から並ぶ日もありました。
戻ってきた賑わいに観光客向けの土産店からは喜びの声があがりました。
しかし一方で、期待していたほどの利用者がいなかったという声もありました。
今年、18年ぶりとなる本館での特別展を開催中の大原美術館では1日の来館者が去年よりも平均で200人ほど少なくなりました。
去年は整理券を配る姿がありましたが、今年はほとんどなかったそうです。
また、こちらのお土産店でも思っていたほどの集客がありませんでした。
新型コロナが5類に移行し初めて迎えたゴールデンウィーク。
客足は戻っていましたが今年は、コロナ後の新たな観光の形が見えました。