倉敷市ゆかりの作品を1万点以上所蔵している倉敷市立美術館で様々なジャンルの作品を一堂に展示する企画展が行われています。
企画展の狙いは今ブームの「推し」との出会いです。
倉敷市立美術館の2階展示室を入ると開館して以来最大の数となる約200点の作品が出迎えてくれます。
日本画家の池田遙邨の作品や洋画家・児島虎次郎の絵画をはじめ現代アートや工芸、屏風、写真などジャンルを超えた倉敷ゆかりの作家の作品が会場いっぱいに並びます。
今回、ジャンルを絞らず展示できる限り作品を出したのには訳があります。
企画展のキーワードは「推し」。
お気に入りのアイドルなどを応援する「推し」のブームに乗り美術館が所蔵する作品の中からお気に入りの作品と出会ってもらおうと初めて企画しました。
展示には現在5人いる学芸員の推しの作品も紹介ししています。
また推し作品を投票してもらう投票箱も用意されていて来場者は投票することができます。
このコレクション展は今月12日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。
今月11日(土)には午後2時から学芸員によるギャラリートークも行われます。
気になる投票のランキングは倉敷市立美術館の受付で更新しながら発表しています。
この投票結果やコメントを参考に今後展示する作品や企画展の内容を考えていきたいということです。
みなさんも推しの作品に出会いに行ってみてはいかがでしょうか。