総社市は、人口増加に向けた新たな子育て支援事業として、今年度子どもが生まれた家庭におむつのクーポン券などのギフトを贈る取り組みをスタートさせました。
今年4月1日以降に子どもが生まれた家庭へ乳児1人につき3万円相当の子育て支援グッズ「そうじゃ出産おめでとうギフト」を贈ります。
総社市デニムマスク実行委員会が製作したオリジナルトートバッグの中に、市内のスーパーや薬局で紙おむつなどを購入できる2万8000円分のクーポン券と市が指定するごみ袋100枚、チュッピーからのメッセージカードが入っています。
事業開始に合わせて行われた贈呈セレモニーには対象の親子3組が出席し、片岡聡一市長からギフトを受け取りました。
総社市は今年度の新たな施策として、約6億円の予算を計上した「人口増パッケージ」を打ち出し、「結婚・出産」「子育て」「地域力向上」の3つを柱に取り組みを進めています。
出産おめでとうギフト事業はその一環で、今年度は1500万円を充てています。
総社市では2016年度から2022年度まで出生数が500人を超えていましたが、去年は474人と前の年から減少したため、新たな取り組みで出生数の増加を目指します。
今後子どもが生まれた家庭には、生後2ヵ月ごろに市の保健師が訪問する際にギフトが贈られます。