玉野市内在住の作家が昨年度、コンクールなどで入選した作品を集めた「秀作展」が玉野市立中央公民館で開かれています。
地元作家の活躍を広く知ってもらおうと玉野市が主催している玉野美術秀作展は今年度で55回目を迎えます。
今回は、洋画24点、日本画1点、書道9点が展示されています。
西山玉芳さんのこちらの作品は中国清時代末期の書道家趙之謙の古典を臨書したもので自らの書風を交えながら書き上げました。
宮原芳樹さんは十数年前の玉港の片隅の風景を放置されたタイヤやロープを繊細なタッチで表現しました。
山本佳子さんの描いたこちらの作品は美術団体一水会の公募展で優賞を受賞した作品です。
白の絵の具を数種類使い分けることで奥行きのある作品に仕上げています。
そのほかにも、肖像画や風景画など作家それぞれの個性が反映された作品の数々が展示されています。
玉野美術秀作展は6月16日(日)まで玉野市立中央公民館で開かれています。