総社市の雪舟ゆかりの寺・井山宝福寺で地元の小学生が修行僧になりきって座禅や写仏を体験するイベントが開かれました。
総社市内の小学生が座禅などの修行を行う雪舟体験学習。
19回目の今年は20人の児童がかつて雪舟が修行を重ねた寺・井山宝福寺に集まりました。
座禅体験では小鍛冶一圭住職から座禅の心構えや、肩をたたく警策が筋肉をほぐして集中力を高めるために使われることなどを学びました。
そして、姿勢を整えて座禅に挑戦。
児童たちはほかのことを考えないようにするため呼吸を数えたり、背筋をまっすぐ伸ばして座ったりしてコツをつかんでいました。
足のしびれも表情に出すことなく15分間乗り切りました。
また、おじぞうさまの絵を丁寧に描きうつす写仏も体験しました。
児童たちは絵に願い事を添えて願いが叶うようにと心をこめて書き進めました。
このイベントは総社市文化協会が主催し、雪舟ゆかりの寺・井山宝福寺で毎年開催しています。
児童たちは午後も読経や寺の清掃をするなど自然の中で修行を体験しました。