高梁川流域の小中学生が集まり流域の発展について考える「こどもサミット」がきのう(31日)開催されました。
「高梁川流域こどもサミット」には流域にある5市3町から約70人の小中学生が参加しました。
このサミットは、高梁川流域の子どもたちのつながりを深め地域の課題について考えてもらおうと倉敷市教育委員会が3年おきに開催しているもので今回で2回目となります。
コロナ禍だった前回は、オンラインの形式で行われたため集まっての開催は今回が初めてです。
今回のこどもサミットで議論するのは「流域のより良い発展に向け今、自分たちに何ができるのか」についてです。
自然保護や防災、伝統の継承や産業振興など高梁川流域連盟の設立60周年を記念して作成された「流域サミット宣言」の中に記された6つの誓いに沿ってできることを考えます。
暮らす地域や年齢が異なる子どもたちで16のグループを作り課題の解決策を出し合います。
それぞれが暮らす市町の現状や自分たちの学校生活などの話を織り交ぜながら議論を交わしていきそれぞれのグループがまとめた案を発表していきます。
こちらのグループが考えたのは防災について。
地域の運動会と避難訓練を併せて開催するというものです。
また、こちらのグループは流域の魅力発信のために新たな観光スポットを作ることを考えました。
次回の「高梁川流域こどもサミット」は3年後の2027年に開催される予定です。