早島町は、ふるさと納税が過去最高のペースで伸びていることから、追加の費用を計上するための補正予算案を町議会に提案しました。
早島町議会9月定例会の2日目、3億6700万円あまりの一般会計補正予算案を提案し、佐藤博文町長が提案理由を説明しました。
早島町のふるさと納税は、今年度当初で1億円を見込んでいましたが、9月6日までに1億2900万円を超えました。まだ年度の途中ですが、
2023年度の2293万円を大きく上回り、過去最高を更新しました。
そこで、町は今年度の目標を3億円に上方修正するため、それに必要な事務経費などを予算計上しました。
また、納税した人が希望する返礼品を見ると、前の年はハンバーグが5割近くを占めていましたが、今年度は岡山県産米が全体の6割を占めています。
そこで10月以降、米の返礼品について、早島町産の米の比率を上げるため、出荷した町内の米農家に1俵=およそ60kgあたり2000円の奨励金を出すことにしました。
補正予算案ではその経費も盛り込んでいます。
(ふるさと納税返礼品の出荷農家奨励金2000万円)
なおこの日は、補正予算を含む17議案を提案し、予算の専決処分など3議案を了承・同意しました。
そのほかの議案は今月26日に議決される予定です。