岡山県は毎年9月から11月を「児島湖流域環境保全推進期間」と定めています。
倉敷市役所では小中学生による児島湖の環境保全を訴えるポスター展が行われています。
「きれいをめざそう児島湖」「美しい児島湖いつまでも」。
倉敷市役所には市内の小中学生が制作した児島湖の大切さや水質浄化を呼びかける作品約130点がならんでいます。
児島湖の水質は、生活排水などを理由に今も国の環境基準に達していません。
ポスターコンクールは、子どもたちに環境保全への意識を高めてもらうため、毎年行っています。
38回目となる今回は倉敷市や総社市など児島湖流域にある6市町の小中学校から405点の応募がありました。
倉敷市からは入賞7作品、入選44作品が選ばれ、最も優秀な岡山県知事賞は、小学生の部、中学生の部いずれも倉敷市の小中学生です。
中学生の部では夕日を背景にコサギやカワセミなど児島湖の美しい生き物を描いた倉敷市立北中学校3年の田水かえでさんの作品が選ばれました。
また小学生の部にはごみ拾いをする人の笑顔や児島湖に棲む生き物の「輝く」姿を表現した倉敷南小学校5年生の仁科芽彩さんの作品が選ばれています。
児島湖流域環境保全推進ポスターコンクール展は9月20日(金)まで倉敷市役所1階の展示ホールで開かれています。