江戸時代、早島町一帯をおさめた戸川家にまつわる資料を展示する記念館の開館30周年に合わせた特別展が開かれています。
戸川家は、関ヶ原の戦いで活躍し江戸時代から200年以上現在の早島町などをおさめた江戸幕府の旗本です。
戸川家にまつわる資料約30点が展示される「戸川家記念館」は早島小学校近くにある戸川家の書物蔵を改装して1994年に開館し今年で30周年を迎えました。
早島町一帯を含めた3400石を与えることが記された江戸幕府からの朱印状や「子孫繁栄」「前進」の思いを込めたうさぎの飾りが特徴の鎧一式など貴重な資料が展示されていて年間600人から700人ほどが訪れています。
開館30周年を記念した今回の特別展では「知行所絵図」が初公開されました。
また、現在の千葉県で関所の警備役として活躍した様子を記した絵図の写しなども30周年に合わせて展示されました。
「戸川家記念館開館30周年記念特別展示」は来月3日(日)まで開催されています。
普段は日曜・祝日のみの開館ですが期間中は毎日、開館しています。