総社市のふるさと納税で返礼品の人気商品「総社産の米」が、米不足の影響も後押しして、今シーズンは去年の2倍に増えました。
そしてきょう(7日)から寄付した人への米の発送がはじまりました。
発送初日、総社市役所で出発式が行われました。
市内の農家を代表して、定井東洋夫さんから、今シーズン生産した米が片岡聡一市長に渡されました。
総社市では2015年から、特Aランクの「きぬむすめ」など市内で獲れた米をふるさと納税の返礼品としています。
1万5000円の寄付で15キロを贈呈していて、今シーズンは前の年の約2倍となる6億7100万円が集まりました。
(総社市産米を返礼品としたふるさと納税寄付額 前期3億4800万円)
1万1104俵、重さにして666トン余りの米が返礼品として贈られます。
この量は返礼率が3割以下に抑えられた2019年以降、最も多い量となります。
総社市によると、今年夏の米不足騒動の影響で、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」のお米部門で一時全国2位にランクインするなど、予約が殺到したということです。
なお、来年分の返礼米は、12月から予約を受け付ける予定です。