今シーズンの最後に旬を迎える品種の白桃「冬桃がたり」の市場への出荷が始まりました。
11月から12月にかけて旬を迎える品種の白桃「冬桃がたり」は、平均糖度が15度以上と高く、豊かな香りとなめらかな肉質が特徴です。
日持ちの良さから贈答品として人気を集めています。
きょう13日、市場への出荷が始まり、総社市の山手中央選果場には、地元の農家が栽培した桃が次々と運び込まれました。
桃に汚れや傷がないか従業員が手作業で確認し、センサーを通して糖度を計測しながら等級別にわけられました。
今年は夏の猛暑と秋の雨が少なった影響でやや小ぶりな傾向ですが、例年通りおいしく仕上がっているそうです。
「冬桃がたり」は、岡山、大阪、東京の市場に出荷され百貨店などに並びます。
出荷は12月中旬まで行われる予定です。
生産者が年々増えていることから、今年は去年の11トンより多い13トンの出荷を目標にしています。