日本とニュージーランドの経済人が次の世代を担う若者と一緒に経済について意見交流する会議が倉敷市で初めて行われました。
倉敷アイビースクエアで開かれた「第50回日本ニュージーランド経済人会議」には、日本側から100人ニュージーランド側から80人のあわせて約180人が参加しました。
この会議は日本とニュージーランドの貿易や経済などの課題解決に向けたテーマを決め、今後50年の見通しについて意見交流することを目的に1974年から行われています。
去年の開催地だったニュージーランドのクライストチャーチ市と倉敷市が姉妹都市であることから、節目の50回目が日本の倉敷開催となりました。
今年のテーマは、「未来を拓く、次世代へのパートナーシップ」です。
開会式では、日本側の代表である市川晃さんとニュージーランド側の代表であるイアン・ケネディさんが、過去50年間の改善点を次世代を担う人材の育成につなげたいと述べました。
会議では、地域経済の活性化やエネルギーの活用方法など4つの議題について話し合いました。
また、両国の若者も参加し、日本側からは、世界各国で災害復興支援などを中心に行っている「Support Our Kids」の学生メンバー5人が参加しました。
あすも会議が開かれるほか、50周年を記念した特別セッションも行う予定です。




