総社市で活動する愛好家グループ「日本画れんげの会」の作品展が、総社市総合文化センター市民ギャラリーで開かれています。
会場には、日本画れんげの会のメンバー11人の作品約60点が並んでいます。
約40年前に発足した日本画れんげの会は、現在11人で月2回ほど活動しています。
講師を招き、「彩色画」や「水墨画」といった日本画の基本的な表現スタイルを学びながら、メンバーの個性を活かした表現方法を目指しています。
様々な技法を取り入れることにも積極的に挑戦していて、今年度は「墨流し」という技法に取り組んできました。
“マーブリング”とも呼ばれている技法で、水面に墨汁や絵の具を垂らし、そこに浮かんだ模様を紙に染め取り作品に反映します。
坪井昭美さんは、偶然できたうねった模様を水面に見立て、可憐なハスの花が咲く様子を表現しました。
このほか、地元・総社市内の風景やメンバーが旅行で訪れた風光明媚な景色を描いた作品などが並び、訪れた人の目を楽しませていました。
「第36回日本画れんげの会展」は今月(1月)19日(日)まで総社市総合文化センター市民ギャラリーで開かれています。