7年前の西日本豪雨災害で被災した倉敷市真備町の川辺郵便局が、場所を移し新たにオープンしました。
開局記念式典には、川辺郵便局の岡本 茂宜局長をはじめとした郵便局関係者や地域住民などおよそ50人が出席し、テープカットをしてオープンを祝いました。
新しい川辺郵便局は、前の場所から南西におよそ400メートルの所に完成し、鉄骨造り平屋建ての広さ132平方メートルです。
以前はなかった駐車場が5台分整備され、利用客を迎え入れるロビーも広くなりました。
また、ATMコーナーの壁紙は真備町の特産・竹をイメージしています。
真備町内に4ヵ所あった郵便局は、2018年の西日本豪雨災害ですべて被災し、川辺郵便局はおよそ2.5メートルの高さまで浸水しました。
そのほかの3ヵ所はその年の秋に再開しましたが、川辺郵便局は建物の老朽化が進んでいたこともあり、場所を移して建て直すことになりました。
およそ7年ぶりに戻って来た郵便局には、朝から近隣住民が訪れオープンを喜びました。
郵便局では、被災前と同じ郵便、貯金、保険のサービスを提供するほか、倉敷市が行うマイナンバーカードの申請も受け付けます。
また、倉敷市と連携して制作した防災クイズなどの動画をロビーで上映し、地域の防災啓発につなげます。
川辺郵便局は、ご覧の時間に営業しています。
<平日 午前9時~午後5時 ※貯金・保険は午後4時まで>