知的障がいのある子どもの保護者などで組織する玉野市手をつなぐ育成会が50周年を迎え、記念式典が行われました。
玉野市手をつなぐ育成会は、1959年(昭和34年)に当時の児島郡東児町で知的障がい者の親により発足したグループ「のぞみ会」が原点で、玉野市と東児町の合併にあわせて、1974年(昭和49年)11月に今の組織が設立されました。
これまで更生施設、作業所の整備といった子どもの学習環境改善や保護者同士の交流も行ってきました。
現在は会員75人で、新型コロナの影響で活動が縮小しましたが、子どもたちを含めた会員が一緒になって、駅や水族館への風鈴の飾り付けを10年以上続けています。
50周年の記念式典には、柴田義朗市長や社会福祉協議会の三浦康男)会長などが駆けつけ、半世紀の節目を祝いました。
また、20年以上活動をサポートしてきた賛助会員の山本利夫さん、三宅一典さん、設立当初から運営に関わってきた山岡宏行さんなど、7人に感謝状を贈りました。
記念式典の後に総会が開かれ、今年度の事業計画などを決めました。