倉敷市下津井で瀬戸内海の島々を眺めながら、干物づくりを体験するイベントが開かれました。
鷲羽山ビジターセンターで開かれた干物づくり教室には、およそ20人が参加しました。
干物の定番・真アジを使って干物づくりに挑戦します。
講師を務めたのは、鷲羽山の景観を考える会メンバーの北野英和さんです。
参加者は、まずアジを包丁で捌き腹を開いた後、血を丁寧に洗い流しました。
水気をふきとったら最後に塩を振って干し、乾かします。
干物づくりのあとは下津井でとれた鯛を使った鯛めしとお吸い物が振舞われ、参加者は、瀬戸内海の絶景を前に地元の味を楽しみました。
このイベントは、「鷲羽山の景観を考える会」が10年以上前から年に一度開いています。
人気イベントで、今年は定員の倍の申し込みがありました。
イベントの最後には、鷲羽山の景観を考える会のメンバーが事前につくった干物のお土産が配られました。
きょう参加者が作った干物は、一日干して、あす完成します。