今年で終戦から80年が経ちます。
戦争で空襲を受けた倉敷市水島地区では幅広い世代に平和について考えてもらおうとコンサートが開かれました。
コンサートには、水島地区の住民などおよそ100人が参加しました。
午前の部では、園児から大学生まで25人が所属する水島少年少女合唱団の子どもたちがステージに立ちました。
このコンサートは、戦争体験や平和の尊さを伝える水島の住民団体平和の鐘を鳴らそう実行委員会が、歌を通じて平和を考える機会を設けようと倉敷南ライオンズクラブなどの協力を得て開催しました。
子どもたちは、「手のひらを太陽に」や「茶摘み」など12曲を披露し、最後に、戦後70年の際に水島空襲を経験した故・岡部学さんが作詞したメッセージソング「平和の鐘を鳴らそう」を歌い上げました。
午後からは、岡山県出身のアーティストが歌や演奏を披露しました。