2025年もまもなく半分が終わるころです。
倉敷市西阿知町の神社では、残り半年の無病息災を祈って茅の輪くぐりが行われました。
西阿知町西原にある天満神社の拝殿前に、茅の輪が設置されました。
氏子が神社のそばにある高梁川の河川敷で刈り取ったススキです。
10cmの太さになるよう編み込んで、直径2mほどの茅の輪を作りました。
今年は風で倒れにくいよう、軽量化を図ったということです。
28日の朝に、地域住民およそ30人が集まって、夏越の大祓神事が執り行われました。
柚木直彦宮司の先導で、参拝者とともに大祓詞を奏上しました。
茅の輪くぐりは、1周目は左足から、2周目は右足から輪をまたぎます。
3周目は再び左足から、そして最後も左足でまたいでから、拝殿で参拝する作法です。
訪れた人は、今年半年間の厄除けと、残り半年間の無病息災を祈っていました。
また初日は参拝した人にお菓子の接待がありました。
西阿知町の天満神社では、新型コロナのまん延で行事の中止が相次いでいました。
住民に再び神社へ親しみをもってもらおうと、2年前から茅の輪くぐりを始めました。
茅の輪は7月6日午後1時まで設置され、誰でもくぐることができます。