大原美術館が所蔵するエル・グレコの名画・「受胎(じゅたい)告知(こくち)」の修復作業がおよそ60年ぶりに行われることになりました。
1590年ごろエル・グレコによって製作された「受胎告知」。
大原美術館を代表する名画の一つでもあるこの貴重な作品が66年ぶりに修復される事になりました。
修復作業は今月14日から来月中旬までスペインから修復家を招いて行われます。
修復では、これまでの修復で描き足された部分を取り除く作業などを行い、制作当時の色彩やタッチに近い状態にします。
7月8日(火)から修復のため展示を休止し、9月以降にお披露目される予定です。
また、大原芸術財団は倉敷考古館の新館長に東海大学教授で古代エジプトを軸とした考古学を研究している山花(やまはな) 京子(きょうこ)さんが就任することを発表しました。
大原芸術財団は今年度、大原美術館と考古館を会場とした企画展やワークショップイベントなどを開催する予定です。
(なんなんDAYS11月15日(土)、16日(日)午前9時~午後5時 会場 大原美術館と考古館)