秋から冬にかけて収穫される白桃「冬桃がたり」の出荷作業が総社市できょう(12日)から始まりました。
白色の実から甘い香りが広がります。
秋から冬の時期にかけて収穫される白桃「冬桃がたり」です。
総社市の山手中央選果場できょう(12日)から出荷に向けた準備が始まり朝から市内の農家が収穫した「冬桃がたり」を持ち込みました。
持ち込まれたモモは人の手で傷が無いかなどを確認した後糖度や重さを計測して等級ごとに仕分けられました。
「冬桃がたり」は、2012年に岡山県が商標登録した品種で日持ちの良さからギフトとして人気を集めています。
夏に収穫される「清水白桃」などと比べサイズは小ぶりですが平均糖度は15度以上と甘くなめらかな肉質と豊かな香りが特徴です。
今年は、夏の猛暑の影響も少なく9月以降に適度な雨が降ったため玉太りもよく甘い仕上がりになっているということです。
吉備路もも出荷組合では2011年から「冬桃がたり」の出荷を始めていて当初は3戸しかいなかった農家も今年は59戸にまで増えました。
今年は、去年よりもおよそ1トン多い14トンの出荷を見込んでいます。
「冬桃がたり」は、14日に箱詰めされ15日から東京や大阪岡山の市場を中心に出荷されます。
出荷は12月中旬まで続く予定です。




