倉敷市民が大原美術館の名画を題材に描いた作品で駅前の商店街を彩る催しが今年も来月1日から始まります。
これを前に、きのう(16日)審査で選ばれた入賞作品の表彰式が行われました。
倉敷商店街振興連盟が主催する「商店街まるごと美術館」には、市内在住の185人から応募がありました。
作品は大原美術館が所蔵する5つの名画を題材として、それぞれ自由な発想で描かれています。
そして、きのう(16日)審査で選ばれた入選作品32点の表彰式が行われました。
グランプリに選ばれたのは、新田中学校3年の永井朝陽さんの作品です。
題材は児島虎次郎の「酒津風景」。
全体をポスターカラーで色付けし、鮮やかな紅葉は色鉛筆でより印象的に仕上げています。
幼い頃から趣味で続けてきた成果が実を結びました。
また、こちらは島野朗拓さん6歳が描いたホドラーの「木を伐る人」です。
外出先で見かけたこの作品に魅了され、色鉛筆で描いたもので、初めてのコンクールへの応募でしたが、見事金賞3作品のひとつに選ばれました。
このコンテストは、名画に親しんでもらうとともに、アートで商店街を活気づけようと、2013年から毎年開催されています。
入選した作品を含む100点は、来月1日から来年1月末まで倉敷商店街に展示されます。




